互助会とは
互助会(ごじょかい)とは、纏まったお金が必要となる結婚式や葬儀などの冠婚葬祭イベントに備えて、会員が毎月一定の掛け金を積み立てていくシステムのことです。会員は、将来的にこれらの儀式を行う際に、積み立てたお金を充当したり、非会員よりも安価な価格でサービスを利用できることが特徴です。「互助会 やばい」について、ポジティブな面とネガティブな面を解説します。
ポジティブな「互助会 やばい」
費用負担軽減が「やばい」
月々の少額積立により、冠婚葬祭、特に高額になりがちな葬儀費用の経済的な負担を大幅に軽減できる点と、積み立て途中でもその恩恵を受けられる点は「やばい」ほど魅力的です。まとまったお金がすぐに用意できない場合でも、安心してセレモニーを行える可能性があります。
割引価格で利用できる「やばい」
互助会の会員になると、提携する結婚式場や葬儀場を一般価格よりも割引された料金で利用できる場合があります。互助会企業が自社施設を保有し続けており、投資回収が終わっているなどの理由で、質の高いサービスをお得に受けられるのは、「やばい」ほど嬉しいメリットです。
急な出費への対応が「やばい」
予期せぬ不幸など、急な出費が必要になった場合でも、積み立ててきたお金を利用できるため、経済的な不安を軽減できるのは「やばい」ほど心強い点です。
家族も利用できる可能性の「やばい」
互助会によっては、会員本人だけでなく、家族もサービスを利用できる場合があります。家族全体でメリットを享受できるのは、「やばい」ほどお得感があり、保険と異なる点です。
物価変動に強いのが「やばい」
掛け金は契約時のまま変わらないため、将来的に物価が上昇しても、契約時のサービス内容をほぼ変わらない負担で利用できる場合があります。インフレリスクを考えると、「やばい」ほど有利な点です。
会員特典の「やばい」
冠婚葬祭のサービスだけでなく、提携するホテル、温泉、レジャー施設などの割引特典が付いている場合があり、日常生活でも「やばい」ほどお得な体験ができる可能性があります。
積み立て途中でも利用できる安心感が「やばい」
掛け金を完納していなくても、一定期間積み立てていれば、差額を支払うことで互助会のサービスを利用できる場合があり、万が一の際に「やばい」ほど助かります。
掛け捨てにならない可能性の「やばい」
保険とは異なり、解約時には手数料が引かれるものの、積み立てたお金の一部が返金されるため、掛け金が無駄になるリスクが低い点は「やばい」ほど良心的です。
ネガティブな「互助会 やばい」
解約時の手数料の「やばい」
途中で解約する場合、積み立て金から解約手数料が引かれることが多く、積立期間が短い場合はほとんどお金が戻ってこないという「やばい」事態も起こり得ます。入会時に解約手数料についても確認しておきましょう。
誰も語らない、互助会解約手数料の真実、10~20%って本当?
互助会を解約するときに解約手数料が取られるというのは、数多くのサイトで紹介されています。概ねどこも積立金(月掛け金)の10~20%という記載になっています。
少し大雑把だな?と思って、有名互助会の解約手数料(「所定手数料」という記載)を調べてみました。


A社(関西大手互助会):¥3,000×120回の積立コースの例
B社(関東大手互助会):¥3,000×50回の積立コースの例
※グラフは、互助会会社のコース契約約款をホームページから入手し、返戻金表に記載されている金額をグラフ化したもの。(2025年8月現在)
解約時の手数料率(黄色線)が積立金の10~20%を示す領域が上図の赤点線枠です。
積立回数でいうと、
A社の場合は、24回で20%(手数料 ¥14,725)、61回で10%(手数料 ¥17,500)でした。
最大120回積み立てた場合の解約手数料は、¥21,925で、料率6%となります。
B社の場合は、4回で20%(手数料 ¥2,404)、11回で10%(手数料 ¥3,216)でした。
最大50回積み立てた場合の解約手数料は、¥7,740で、料率5%となります。
世間の噂(多くのホームページで示されているパーセンテージ)が、噂の「10~20%」となるのは一部のケースでしかないことを、図中の赤枠が示してします。これが1つ目の真実です。
A社は、解約手数料の下限が¥13,000で設定されているため、積立回数が5回未満だと返戻金(戻ってくるお金)はゼロです。B社の解約手数料下限は¥2,000少々でした。
いずれにしても、積立回数少ない時期に解約するのが損であることは、上図からも明らかです。
つまり、噂のなかに要素として含まれてない、【積立回数によって解約手数料率が変動】するということ、これが2つ目の真実です。
そしてここで述べている真実を、多くのサイトでは具体的に紹介せず、【あたかも一律で10~20%取られるかのような表現】を用いていること。これが3つ目の真実です。
こういった紹介をしているサイトが、「何らかの意図をもって偏った紹介をしている」のか否かについては、何ら確証が無いため「不明」としておきましょう。
賢い利用者であれば、解約手数料率ではなく、希望するサービスの割引額と、解約手数料の差分で、自身にどれだけのgain(利得)があるか、で判断するべきだということは言うまでも無くご理解いただいていると思います。
葬儀費用の全国平均が80万円(基本部分、飲食などを除く)だとして、例えばそれが10%割り引かれるだけで8万円のgain(利得)となり、解約手数料約1~2万円を上回る計算となります。
詰まる所、いつか葬儀するつもりで、互助会加入時にサービスと割引内容に納得していれば、解約手数料のことを考える必要が無い、ということです。
(ちなみにA社のホームページでは、標準的な葬儀費と比較して約36%割り引かれる例が記載されています)
積立金だけでは葬儀費用が賄えない可能性の「やばい」
互助会のプランによっては基本パックの範囲が狭く、実際には多くの追加費用が発生し、結局高額な費用がかかってしまうという「やばい」落とし穴があります。互助会以外で少額の葬儀サービスを謳っている事業者にも同じことが言えます。希望するセレモニーの見積りもとっておきましょう。
強引な勧誘や解約の渋りの「やばい」
一部の互助会では、強引な勧誘を行ったり、解約を申し出てもなかなか手続きを進めてくれなかったりするなどの「やばい」トラブルが報告されています。できれば勧誘を受ける際には、男性親族に同席してもらうと良いでしょう。また、解約の申し出にすぐ応じてくれない場合は、互助協会の契約者相談室に相談してみるのも良いでしょう。
倒産リスクの「やばい」
互助会は民間企業であるため、経営破綻する可能性もゼロではありません。もし倒産した場合、法律で保証されているのは積立金の半額程度という「やばい」リスクが存在します。安定した運営会社を選ぶことが大切です。
サービスの質のばらつきの「やばい」
互助会に限ったことではありませんが、提供されるサービスの質には差があり、期待していたほどの内容ではなかったという「やばい」不満が生じる可能性もあります。互助会に限らず利用者の声をチェックしましょう。
時代遅れプランの「やばい」
全ての互助会が当てはまる訳ではありませんが、家族葬や一日葬など、近年増えている小規模な葬儀には、互助会のプランが時代遅れになっている場合があり、無駄なサービスが含まれてしまうという「やばい」非効率さが生じることがあります。入会を検討する際には、提供しているプランの中身と、どこまでカスタマイズできるかをチェックしておきましょう。
契約内容の複雑さの「やばい」
互助会の契約内容は複雑で分かりにくい場合があり、加入時に十分な説明を受けずに契約してしまうと、後々「やばい」トラブルに発展する可能性があります。できれば入会と同時に希望する内容で見積りをとっておきましょう。
他の積立方法との比較の「やばい」
銀行の積立預金や葬儀保険など、他の方法と比較した場合、手数料や利便性などの面で必ずしも有利とは限らないという「やばい」側面があります。比較するサービスの金利や、掛け捨てする期間の長さも含めて比較検討しておきましょう。
「互助会 やばい」の真相
この情報に触れる方のタイプによって、ポジティブ度/ネガティブ度が変わりますので傾向として整理しておきましょう。
タイプ①:情報収集型
・見積を要求できる
・気になることは質問する
・一次情報を確認する
ポジティブやばい度:80%
ネガティブやばい度: 5%
タイプ②:優柔不断型
・勧められると断れない
・たぶん〇〇だろうと思いがち
・後で調べることが多い
ポジティブやばい度:20%
ネガティブやばい度:60%